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貨幣の歴史

貨幣がいつごろ使われ始めたのかはよく分かっていないが、物々交換が盛んに行われるようになると、物資の交換に伴う不便が生じるため不便を取り除くため、(1)誰もが欲しがり、(2)集めたり分けたりして任意の値打ちを表すことができ、(3)容易に持ち運び、保存できるような品物が、交換の媒介物として用いられるようになった。これが物品貨幣(自然貨幣)または原始貨幣と呼ばれるもので、日常的に良く使うものが利用された。物品貨幣は、貝殻や石などの自然貨幣、家畜や穀物などの商品貨幣とに分類される。代表的な物品貨幣に貝類(古代中国、オセアニア)、石類(オセアニア)、穀物や布(日本)等がある。貝・羽毛・鼈甲・鯨歯など装飾品や儀礼的呪術的なものも見られるが、その背景に宗教的意義を持つ場合が少なくない。
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時代が下ると、青銅や鉄、銅、あるいは金・銀などの金属が貨幣として使われるようになった。現存する最古の鋳造貨幣は紀元前7世紀にリディア王国で作られた。これをエレクトロン貨という。また、中国では原始貨幣をかたどった鋳造貨幣が作られた(貝貨・刀貨・布貨)。金属は保存性・等質性・分割性・運搬性など貨幣としての必要な条件をよく満たしていることが普及につながった。古代エジプトでは鋳造貨幣は対外交易の際の決済通貨として用いられる程度であり、物々経済が主流であり本格的に鋳造貨幣が流入するのはアレクサンドロスによる征服以降であった。ローマ帝国の時代には兵士の給与に銀貨を大量に用いた事から地中海世界で銀貨(および補助貨幣として高額通貨としての金貨、低額通貨としての銅貨)が定着した。

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2009年08月07日 01:32に投稿されたエントリーのページです。

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